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上田寿美子
日本旅行作家協会会員。
記者歴22年のベテランクルーズライター。
客船や旅行社のクルーズセミナー講師歴多数。
著書「豪華客船はお気に召すまま」等がある。

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クルーズ記者歴22年のマエストラ☆ブログ

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上田寿美子
最終更新日:2012/04/16

客船界の長老アテナが横浜に初寄港

2012年の春は日本に沢山の客船がやってきました。なかでも、3月23日に横浜に初入港したクラシックインターナショナルクルーズ社の客船アテナ(ATHENAは、16144総トン)は1948年に就航し、1万トン以上のクルーズ客船の中では世界最高齢と言われる大御所です。今回はオーストラリア・フリーマントル発着の38泊クルーズの途中で横浜を訪問。大桟橋に佇む姿には、数多の海を走り抜いた風格があり、乗船した途端に、古き良き時代の客船の香りがしました。

 

初寄港を祝い、ラウンジでは早速、横浜港の歓迎式典。記念品や花束贈呈の後、横笛奏者の歓迎演奏も行われました。

 

手入れの行きとどいた船内には、懐かしい名画が上映される映画館、気持ちのよさそうなプール、落ち着いたバー、居間の役割を果たすラウンジ、そして屋外甲板にあるシャッフルボードコート(豪華客船時代に発達した二股棒で円盤を突くゲーム)。客船が今ほど大型化する前の家庭的な雰囲気と社交を楽しむ、懐かしい船旅の世界が蘇りました。

 

船内を前方に進むと、ゆるやかな坂道を登ってゆくような感覚。これもまた歴史ある客船の特徴といえるでしょう。水はけを良くする等の理由で、船首に向かって甲板をなだらかに高くしたシア―という構造のためで、最近の大型新造客船ではほとんど見られないものです。50~70年代の客船に乗っていた人には、まことに懐かしい感覚で、こんなところにも、伝統的な客船ファンを引き付ける魅力がありました。

 

美しいメインダイニング・カリプソレストランのランチも、かぼちゃとベルペパーの前菜、カントリー風スープ、メバルのソテー、リンゴとヨーグルトのケーキというフルコースを素晴らしいサービスで楽しませてもらいました。

 

ギリシャ神話の女神アテナの名を持つクラシカル客船は、「小ぢんまりした船内で、落ち着いた船旅を楽しみたい」、「船上の派手なエンターテイメントより、船旅らしい船旅を楽しみたい」「昔の船はかっこよかったなあ」と思う人には、まさに最適のクルーズと言えるでしょう。

 

このクルーズに関する問い合わせ先

メリディアン・ジャパン

電話0476-48-3070

http://www.meridian-jp.com/